TOKYObetaは、株式会社アクトコールが運営する移動型ユニット「TRAVEL UNITS」開発の企画を担当しています。「TRAVEL UNITS」による移動型空間を通じて、都市の空きスペース活用のソリューションを提案しています。

「TRAVEL UNITS」が生まれた背景には、昨今の不動産事情とも関連しています。現在、全国の空室数は増加の一途をたどっており、平成25 年時点で 820 万戸と言われています。同時に、空き家所有者の多くは売却や賃貸をすることなく、空き家を放置し続けるなど資源が活用されていない状況が続いています。また、住宅だけでなく複合施設やテナントビルなども同様で、資源の活用方法をいかに見出すかが今後の課題となっています。

そうした社会課題を解決するため、これまでの新しい住宅開発やビル建設だけでなく、既存のハードや空き家、空きテナントを活用し、新たな不動産におけるソフトコンテンツを開発することが求められています。全国各地、それぞれに土地や風土は異なり、それぞれの場所や地域にあった形でコンテンツを提供する。そのために、土地や場所に応じた移動型のユニットを開発し、簡易造作による短期間の施工、コンテンツも含めた総合的なソリューション提案をもとに、空きスペースに対して新たな価値を提案する事業に取り組んでいます。こうした「TRAVEL UNITS」事業に対して、アクトコールと弊社は連携していきながら、事業を進めています。

TRAVEL UNITS について
「TRAVEL UNITS」は、それぞれの地域に対して新たな地域経済を生み出す装置でもあります。そこで、地域間伐材や、その土地や地域に応じた資源を活用し、移動型の屋台や展示ブース、販売コンテナなど、土地や空間に応じてカスタマイズした移動型ユニットを開発いたします。

また、移動型ユニットと組み合わせるコンテンツ(飲食店、雑貨店など)は、アクトコール者や弊社などのノウハウやネットワークを活用し、新たな価値創造を生み出す最適なパートナーやクリエイターなどと連携していきます。これらを通じて、以下の3点の特長を持って取り組んでいます。

① 空スペースの収益化
複合施設やビルなどの建物の軒先、庭、屋上などの余剰空間に移動型ユニットを設置することで、これまで未活用だった空間の収益化が可能。また、テナント入居前までの短期間の設置も可能であるため、効率的に空きスペースの収益化を図ることができます。
② 初期投資を抑えた空間デザイン
異なる場所でも再利用ができる移動型ユニットの開発を提案。初期投資を抑えた空間活用、かつ土地や空間にマッチしたユニットであり、短期間の不動産活用と建物本体の造作を最低限に抑えることで、投資効率の良い空間デザインが可能となります。
③ 既存施設ブランドの再構築
築年数が経過し価値が低減した既存施設(マンション、オフィスビル、商業施設など)に、移動型ユニットと様々なコンテンツを組み合わせることで新たなブランディング構築を図ることが可能となります。リブランディング後の新たなテナント入居者の誘致や施設の再生など、既存施設の価値を高めるソリューションを提案いたします。

<スキーム図>
様々な土地や場所に TRAVEL UNITS を組み合わせることで賑わいを創出します。

<活用イメージ>

建物の建設前の空地
利用者の少ない駐車場
既存の商業施設の空きフロア

 
Partner:株式会社アクトコール
Director:江口晋太朗(TOKYObeta Ltd.)、川上洋平(book pick orchestra)
Unit Design:中村航(Mosaic Design)

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